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ダッチオーブンの得意技を紹介します。 [ダッチオーブンの特徴]






ここでは、ダッチオーブンの得意技について説明します。

1)「焼く」。

トップページでもお話ししましたがダッチオーブンには大きく分けて2種類あります。
一つは家庭でも利用しやすく底がフラットな「キッチン」ともう一つは屋外(焚火)
などで活躍する「キャンプ」です。

それぞれ鍋の構造の違いから、料理するメニューにあわせて使い分けすることにより、
その料理の最高の食感や旨味を引き出す事ができるんです。

たとえば「ローストチキン」などは「キャンプ」の出番。
フライパン形状の蓋の上に薪や炭をのせて、上下から加熱することにより、
表面はカラッと、内部は隅々まで火が通りオーブンで仕上げたような出来上がりに。

また、シチューやカレーのようにじっくり煮込みたい場合は「キッチン」。
キッチンの蓋には突起がついていて、野菜や肉から出た栄養満点のエキスが水滴となり
突起を伝って鍋に戻るような仕組みになっているんです。
今流行りの「タジン鍋」もそうですよね。

2)「蒸す」

ダッチオーブンの特徴でもある「ウォーターシール」による気密性で、少量の水で
野菜を蒸したり、シュウマイなどの水を多く必要とする料理も少しの水で短時間に
調理することができるんです。
野菜が本来持つ栄養化の高い水で蒸された温野菜は旨味、栄養満点です。


3)「煮る・炊く」

気密性が高く、熱効率の良いダッチオーブンではシチューやカレーのように長時間煮込む料理も
短時間で調理が可能です。「キャンプ」を使い下から上からと加熱することにより、
美味しく、早く完成できます。

また、ご飯や炊き込みご飯などは圧力高く炊き込むため、ふっくらと仕上がり、
大変美味しくいただけますよ。

4)「揚げる」

熱効率がいいため揚げ物には最適!フライドチキンなどは表面カリカリ、中までしっかり
揚げることができます。
カツなどの揚げ物も、材料を入れても油の温度が下がりにくいので上手にあげることができます。

5)「燻す」

燻すにはディープタイプのダッチオーブンが最適ですが、量が少なければレギュラーでも十分。
アルミホイルにチップをのせ、網に(ロストル)に材料を置き、十分火で熱した蓋をかぶせます。
下からの熱と、上からの熱で煙に対流ができ、まんべんなく燻すことができますよ。
蓋をかぶせる場合は隙間を作らないとチップの火が消えますのでご注意を!









初心者が失敗するダッチオーブン選び [ダッチオーブンの選び方]






初心者が失敗するダッチオーブン選び。これ!重要です。必見!

「さあ~ダッチオーブンにチャレンジするぞー」って、
気合を入れてまず足を運ぶのがアウトドアショップですよね。

いろんな種類のダッチオーブンがあるのですが、
初心者がまず失敗するのがサイズ選びです。

例えば4人家族の場合でカレーやシチューを作る時、
家庭で使用する鍋で考えると
大きさは大体20cm位の大きさのものを選んで調理しますよね。

ダッチオーブンの場合は、前書でもお話ししましたがこの鍋の持つ機能の多さで、
いろんな調理ができますので、あらかじめ「焼く」・「むす」・「煮る」・「燻す」などの調理を
一つのダッチオーブンで不便なくできるようにサイズを選びたいところです。

ダッチオーブンのサイズ表示は「インチ」。
1インチ約2.5cmですので、20cmで8インチとなります。

オーブンとして調理する場合や、燻しなどをする場合は、
深さに余裕がある方が素人でも上手く調理できますので、
初めてダッチオーブンを購入される時は家族4人ぐらいで楽しむのであれば
私は10インチもしくは12インチのディープをお勧めします。

何回か経験を積み、レパートリーが増えれば違う種類のダッチを追加で増やすのも
ダッチオーブンの達人になるための手段ですね。






ダッチオーブンの下準備!「シーズニング」これも重要ですよ。洗うだけではダメ! [ダッチオーブンの下準備]






さぁ~、ダッチオーブンも準備できました。
次はアウトドアで即利用できるように、
ダッチオーブンに、最初の愛情をかけてあげます。

その作業を「シーズニング」と言います。
ダッチオーブンには鉄製のものと鋳物の物がありますが、
今回ご紹介する「シーズニング」方法は「鋳物製」ダッチオーブンです。

鋳物の鉄の表面には、無数の微小孔があるんです。
そこと鍋の表面全体に油をシッカリ染み込ます事によって、
焦げ付きにくくすることや、鋳物自体の強度を上げる為の作業なんです。

この作業がシッカリとできていないと、
ダッチオーブンのデビューを成功させることができません。
保管時の錆対策にもつながりますので時間をかけて行いましょう。

「シーズニング」
■準備するもの■ 
・サラダ油またはオリーブオイル(無塩油)
・キッチンペーパー
・木べら
・くず野菜(できれば香味野菜がベストです。)

1)表面のワックスを洗い流す
食器洗い用スポンジやタワシを使用して、
新品のダッチオーブンに塗られているワックスを洗い流しましょう。

取れにくい場合は食器用洗剤を使ってもOKです。
もちろん蓋も同様に洗い流します。
キッチンペーパーやタオルで水分を拭き取ります。

2)空焼きをする
洗い終わった鍋を火にかけ、空焼きします。
表面に残ったワックスを全て取り去る作業ですね。
もちろん蓋も行います。
強火で加熱します、煙が出なくなるまで行いましょう!

3)無塩油をなじませる
鍋から煙が出なくなったら、
キッチンペーパーで無塩油をまんべんなく延ばします。

再び強火で加熱し、煙が出なくなるまで熱します。
この作業を5回から6回繰り返し行い、油を鋳物に十分含ませるんです。
これが重要ですので、根気よく行いましょうね。





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